「仏壇じまいを頼んだら、想定外のトラブルになってしまった」
仏壇じまいをめぐる業者トラブルの相談は、残念ながら一定数あります。悲しみの中で急いで業者を選んでしまい、あとから後悔するケースです。
ここは慎重になりたいところですよね。この記事では、消費生活センターなどでも注意喚起されている手口をもとに、よくあるトラブルのパターンと、事前に防ぐためのポイントを整理します。
よくある手口① 「無料引き取り」のはずが高額請求
「仏壇の無料引き取り」という広告を見て連絡したら、作業後に追加費用を請求された。これは典型的なパターンです。
例えば、作業が終わってから「特殊サイズ料金」「供養代」といった名目が次々に足され、気づけば十数万円になっている、という流れがあります。
「無料」は集客の入口で、作業後にさまざまな名目を足していく手口が知られています。作業前に「総額でいくらになるか」を書面で確認しておくことが、いちばんの防御になります。
よくある手口② 「今日中なら特別価格」と即決を迫る
見積もりの電話で「今週だけの特別価格」と強く急かされる。これも要注意のサインです。
「今日決めてくれれば閉眼供養も無料」「来週からは通常料金」などと言われ、焦って口約束してしまうと、あとで請求書に供養代が入っていた、というケースもあります。
きちんとした業者が即決を迫ることは、まずありません。「今日だけ」「今週限り」という言葉が出たら、いったん立ち止まって考えることをおすすめします。
よくある手口③ 供養したか証明できない
「供養・お焚き上げ込み」で頼んだのに、実際に供養されたか確認できない。こうした不安の相談も寄せられます。
あとから「その業者は実際にはお焚き上げをしていないかもしれない」と聞き、証明書も出ていないため、本当に供養されたのか気にかかり続ける、という例です。
供養を依頼するなら、お焚き上げ証明書や供養証明書を発行してもらえる業者を選びましょう。証明書を出せない業者は、供養を行っていない可能性も考えられます。
悪質業者を避けるチェックリスト
- □ 見積もりを書面でもらっているか
- □ 「無料」「今日だけ」などの言葉で急かされていないか
- □ 会社の住所・電話番号が確認できるか
- □ 供養を行う場合、証明書を発行してもらえるか
- □ 複数社から見積もりを取ったか
よくある質問
Q. トラブルになったら、どこに相談すればいいですか?
消費者ホットライン(電話:188)や国民生活センターに相談できます。契約書や請求書など、やり取りの記録は保存しておいてください。
Q. 仏壇じまいの適正価格はどのくらいですか?
閉眼供養(魂抜き)が3〜5万円、引き取り・処分費用が1〜8万円ほどが目安です。合計でおよそ5〜13万円が標準的な範囲になります。これを大きく超える見積もりや、極端に安い場合は気をつけてください。
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仏壇じまいの流れ全体をまだ把握していない方は、仏壇じまい完全ガイドに費用・手順・供養・処分方法をひととおりまとめてあります。
業者選びに自信が持てないときは、複数社の見積もりを取って比べるのが一番の対策です。
まとめ
仏壇じまいのトラブルの多くは、「急いで業者を決めた」「書面を確認しなかった」というところから始まります。
悲しみの中でも、業者選びだけは落ち着いていきましょう。複数社から見積もりを取り、書面で内訳を確認する。これがいちばんの防御策になります。


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