「墓じまいの見積もり、何社くらいに依頼すればいいのかな」
実際に動き始めると、こういった疑問が出てきます。
見積もりを1社だけに取るのは不安だけど、何社も回るのは面倒という気持ちもわかります。
結論からお伝えすると、最低3社への見積もり依頼をすすめます。
この記事では、その理由と見積もりを比較するときのポイントを解説します。
見積もりは最低3社が目安
費用の工面に不安がある方は、墓じまいの費用が払えないときの解決策で対処法を紹介しています。
なぜ3社なのか
1社だけでは、提示された金額が高いのか安いのか判断できません。
2社だと比較はできますが、もし両社の金額が大きく違う場合に「どちらが適正か」の判断が難しくなります。
3社集まると、中央値として「このくらいが相場」という感覚が持てます。
実際に私の知人が墓じまいをしたとき、3社の見積もり結果はこうでした。
| 業者 | 撤去工事 | 処分費 | 出張費 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| A社 | 18万円 | 3万円 | 2万円 | 23万円 |
| B社 | 24万円 | 一式込 | 込 | 24万円 |
| C社 | 12万円 | 2万円 | 3万円 | 17万円 |
C社が最安値でしたが、見積書の内訳が不明瞭で、追加費用の発生条件も曖昧でした。
結局、内訳が明確だったA社に決めたそうです。
3社を比較することで、「安いだけの業者に注意する」という気づきが生まれました。
見積もりを依頼する前に準備すること
見積もりをスムーズに取るために、事前にいくつかの情報を整理しておくと良いです。
墓地の情報
- 墓地の所在地(市区町村まで)
- 霊園か寺院か、それとも公営霊園か
- 墓石の大きさ(おおよそのサイズ)
- 区画の広さ(○○㎡程度)
- 車が入れる場所か(山の中、狭い通路など)
遺骨の情報
- 遺骨は何人分あるか
- 新しい納骨先は決まっているか
車が入れない立地や、山の中にある墓地は撤去費用が高くなることがあります。
事前に情報を伝えると、より正確な見積もりが出てきます。
墓地の情報をどうやって調べるか
「墓石のサイズがわからない」という場合は、まず現地に行って写真を撮ってくることをすすめます。
墓石の正面・側面・墓誌など複数アングルで撮っておくと、業者への説明がしやすいです。
霊園の管理事務所に問い合わせると、区画の面積・墓石の規格情報を教えてもらえることもあります。
「墓じまいを検討しています。区画の情報を確認させていただけますか」と伝えれば対応してもらえます。
見積もりを比較するときのポイント
ポイント1 内訳を揃えて比較する
「撤去工事のみ」の業者と「撤去+処分込み」の業者を単純比較することはできません。
見積もりに含まれている内容を確認し、同じ条件で比べましょう。
見積もりに含まれている項目の例:
– 墓石撤去・解体工事費
– 残土・廃材の処分費
– 墓石の運搬費
– 出張費・交通費
– 改葬証明書取得のサポート費用(行政書士費用)
ポイント2 追加費用の発生条件を確認する
「工事当日に土台が想定より深かったため追加費用が発生した」というケースがあります。
「どんな場合に追加費用が発生しますか?」と事前に聞いておくと安心です。
ポイント3 工事後の対応を確認する
撤去工事後に「近隣の墓石に傷がついた」「区画の整地が不十分だった」といったトラブルが起きることがあります。
工事後の問題発生時の対応方針を確認しておきましょう。
オンライン一括見積もりサービスの活用
業者を選ぶ基準については、墓じまい業者のおすすめと選び方でポイントを解説しています。
複数の業者への見積もり依頼を一度の入力でできる「一括見積もりサービス」があります。
手間を省きながら複数社の比較ができるのが利点です。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 業者からの勧誘電話が複数かかってくることがある
- サービスによって掲載されている業者の質がまちまち
- 一括サービス経由で来た業者の中に信頼性の低い業者が混じることがある
一括見積もりはあくまで「最初の情報収集」として使い、
最終的には自分で直接問い合わせて確認することをすすめます。
見積もりを断る・キャンセルする権利
「見積もりを取ったら、断りにくい雰囲気になってしまった」という声を聞くことがあります。
でも、見積もりを取った時点では何の契約も発生していません。
断るときは「他社に依頼することにしました。ありがとうございました」の一言で構いません。
理由を詳しく説明する義務はありません。
見積もりは無料で、断っても費用はかかりません。まず費用感だけ確認するつもりで問い合わせてみてください。
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墓じまい費用の相場まとめ
永代供養先の種類と費用については、墓じまいと永代供養の費用・移転先の種類別相場でまとめています。
見積もりは無料で、断っても費用はかかりません。まず費用感だけ確認するつもりで問い合わせてみてください。
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| 費用項目 | 目安 |
|---|---|
| 墓石撤去・解体工事 | 10〜30万円 |
| 離檀料(お寺への謝礼) | 0〜20万円 |
| 改葬許可申請 | 数百〜千円 |
| 新しい納骨先(永代供養墓) | 3〜15万円 |
| 新しい納骨先(樹木葬) | 10〜30万円 |
| トータル(シンプルなケース) | 15〜50万円程度 |
撤去工事は業者によって10万円以上の差が出ることがあります。
複数社への見積もりが費用節約に直結します。
墓じまい見積もりに関するよくある質問
Q1. 見積もりは無料ですか?
多くの業者では無料です。ただし、現地確認のための出張費を請求する業者もいます。問い合わせ時に確認してください。
Q2. 見積もりから契約・工事完了までどのくらいかかりますか?
業者との調整・改葬許可申請・寺院との調整などが必要なため、早くて2〜3か月、半年かかることもあります。余裕を持ったスケジュールで動き始めましょう。
Q3. 複数社に見積もりを取ることを業者に知らせていいですか?
はい、伝えても問題ありません。「他社と比較中です」と伝えることで、業者側も丁寧に対応してくれることがあります。
Q4. 見積もりと工事当日の金額が違う場合はどうすればいいですか?
見積もり書の内容と差異がある場合は、作業前に確認・交渉しましょう。「見積もりどおりの金額でお願いします」と明確に伝えてください。
まとめ|3社比較で「適正価格」と「信頼できる業者」が見えてくる
墓じまいの見積もり比較のポイントを整理します。
- 最低3社に見積もりを依頼する
- 同じ条件(内訳)で比較する
- 追加費用の発生条件を事前に確認する
- 金額だけでなく対応の誠実さも評価基準に入れる
- 見積もりのキャンセルは自由にできる
焦って1社で決めてしまうより、少し手間をかけて3社を比べた方が、
費用の節約と安心感の両方が得られます。
見積もりは無料で、断っても費用はかかりません。まず費用感だけ確認するつもりで問い合わせてみてください。
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