【2026年版】両家墓とは?メリット・デメリット・費用・手続きをわかりやすく解説

墓じまい

「夫婦それぞれの家のお墓が2つあって、どちらも管理が大変」

少子化や一人っ子の増加で、こういった状況が珍しくなくなっています。
そんなときの選択肢のひとつが「両家墓(りょうけはか)」です。

2つの家のお墓をひとつにまとめることで、管理の手間と費用を半分近く抑えられます。
この記事では、両家墓のメリット・デメリットから費用・手続きまで整理します。

両家墓とは

両家墓とは、異なる2つの家名を1基のお墓に記す、比較的新しいお墓のスタイルです。

たとえば、「田中家・山田家之墓」のように2つの家名を並べて記します。
夫婦それぞれの実家のお墓を管理する人がいなくなる場合などに選ばれます。

両家墓のメリット

管理の手間が半分になる

これが最大のメリットです。
2か所のお墓を管理していたものが、1か所の管理で済むようになります。

交通費・管理料・法要費用などを合わせると、年間の負担がかなり変わります。

費用の節約になる

| 項目 | 2つのお墓の場合 | 両家墓の場合 |
|——|—————-|————-|
| 年間管理料 | 2〜10万円×2 | 2〜10万円×1 |
| 石材・区画の費用 | 別々にかかる | 1基分 |
| お参りの交通費 | 2か所分 | 1か所分 |

長い目で見ると、大きな差になります。

子どもへの負担が減る

子どもが一人っ子の場合、将来的に両家のお墓を引き継ぐことは現実的に難しいです。
両家墓にしておくと、子どもの代への負担を軽減できます。

両家墓のデメリット・注意点

霊園・寺院によっては認められない

これが最も重要な注意点です。
両家墓を認めていない霊園・寺院も多くあります。

特に、宗教法人が管理するお寺の墓地では「檀家の家だけ」という制限がある場合があります。
両家墓を希望する場合は、事前に霊園・寺院への確認が必須です。

親族の同意が必要

2つの家の親族が関係しますので、両家の親族から同意を得ておく必要があります。
特に、先祖の遺骨を一つのお墓に納骨することについて、年配の親族から反対される場合があります。

将来的に代が続かなくなると問題が出る

両家墓も、最終的に管理する人がいなくなれば、無縁墓になるリスクがあります。
「永代供養付き」の霊園を選ぶことで、このリスクを軽減できます。

費用の目安

| 費用項目 | 目安 |
|———|——|
| 石材・墓石の制作費 | 50〜200万円 |
| 霊園の永代使用料 | 10〜100万円(立地による) |
| 既存墓の閉眼供養・撤去費用 | 10〜50万円×2基 |
| 改葬費用(遺骨移送) | 数万円 |

両家墓の新設だけでなく、もとの2つのお墓を撤去する費用も必要です。
トータルで100〜400万円程度を見ておく必要があります。

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適した霊園の選び方

両家墓を探す際に確認すべき点をまとめます。

  • 両家墓を受け入れているか(明示的に確認する)
  • 永代供養がセットになっているか
  • 宗旨・宗派の制限があるか(異なる宗派の両家を受け入れるか)
  • 交通の便(両家の関係者が通いやすいか)
  • 管理費・使用料が長期的に安定しているか

「両家墓対応」を明記している霊園は、全国的には少ないですが、近年増加傾向にあります。
資料請求の際に「両家墓を希望している」と伝えると、対応可能な霊園を紹介してもらいやすくなります。

まとめ

両家墓は、2つのお墓の管理が難しくなった場合の有効な選択肢です。
管理の手間と費用を抑えながら、両家の先祖を一緒に供養できます。

ただし、霊園選びと親族への事前説明が重要です。
まずは「両家墓OK」の霊園を探すところから始めてみてください。

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