「墓じまいをしたら、お盆はどうすればいいんだろう」
お墓がなくなることで、大切な年中行事の過ごし方がわからなくなってしまう。
そんな不安を抱えている方はとても多いです。
お墓がなくても、故人を偲ぶ方法はたくさんあります。
形が変わっても、想いは変わらない。この記事では、墓じまい後の供養について、具体的にお伝えします。
お墓がなくなっても、供養はできる
供養の本質は「故人を想い、手を合わせること」です。
お墓という形式よりも、その気持ちが大切です。
とはいえ、「では具体的に何をすればよいか」がわからないとモヤモヤしますよね。
墓じまい後の供養の選択肢を整理します。
お盆の過ごし方
お盆は故人の霊が帰ってくるとされる時期です。
お墓がある場合はお墓参りをしますが、墓じまいをした場合は以下のような形で供養できます。
自宅の仏壇での供養
自宅に仏壇がある場合は、これまでと同様に位牌に手を合わせ、食べ物・花・線香をお供えします。
お盆の時期は「精霊棚(しょうりょうだな)」を設けて丁寧に迎えるご家庭もあります。
新しい納骨先でのお参り
永代供養墓・樹木葬など新しいお墓があれば、そちらへお参りに行きます。
場所が遠い場合は、毎年行かなくても構いません。
命日やお盆など、自分の都合のよいタイミングで足を運べば十分です。
合祀後でも手を合わせる場所がある
合祀型の永代供養墓を選んだ場合、個別の区画はありませんが、施設内に参拝スペースが設けられています。
そこで手を合わせることができます。
お彼岸の過ごし方
春・秋のお彼岸(春分・秋分の日を中心とした7日間)も、先祖を供養する大切な時期です。
お墓がない場合でも、以下の方法で過ごせます。
- 自宅の仏壇に花とお菓子をお供えし、家族で手を合わせる
- 故人の好きだった食べ物を用意して、一緒に食べながら思い出を語る
- お寺の合同法要に参加する(多くの寺院でお彼岸法要が行われています)
「お彼岸だから何か特別なことをしなければ」と気負いすぎず、家族の形に合った方法で過ごしてください。
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仏壇がない場合
仏壇がない・置く場所がない、というご家庭も増えています。
その場合でも、以下のような形で場所を作ることができます。
手元供養グッズを活用する
小さなミニ骨壺・遺骨を封入したペンダント・遺影を飾るスペースなど、場所をとらない供養グッズがあります。
位牌をリビングに置く
仏壇がなくても、位牌をリビングの棚などに置いて、毎朝手を合わせるという形をとるご家庭があります。
「正式な仏壇でなければいけない」という決まりはありません。
故人に手を合わせやすい場所に、供養のスペースを設けることが大切です。
オンライン法要という選択肢
遠方に住む家族が集まれない場合、ビデオ通話を使ったオンライン法要を行うお寺が増えています。
対応しているお寺を探す方法は、直接現在のお寺に確認するか、オンライン法要を専門に扱う業者を通して依頼するかのどちらかになります。
初七日・一周忌などの節目にオンラインで家族がつながり、住職に読経していただく形が定着しつつあります。
まとめ
墓じまい後の供養は、「お墓の形が変わった」だけです。
故人を想う気持ちは変わりません。
お盆・お彼岸は、仏壇や新しい納骨先での手を合わせる場所を中心に、家族の形に合わせた方法で過ごしてください。
形式より気持ちを大切に、というのが供養の本来の姿だと思います。


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