【2026年版】遺品整理は自分でできる?手順と必要な日数・費用を解説

遺品整理

「遺品整理って、自分でやることはできるの?」

親が亡くなり、遺品整理を考えたとき、まず思い浮かぶのがこの疑問だと思います。
「業者に頼むとお金がかかる。自分たちでできるなら、そうしたい」という気持ちは自然なことです。

結論からお伝えすると、遺品整理は自分でできます。
ただし、時間と体力が必要です。どこまで自分でやるか、計画を立ててから動くのが大切です。

この記事では、遺品整理を自分でやる手順・日数・費用の目安を解説します。


遺品整理を自分でやる場合の手順

STEP 1 貴重品を最初に確認する

遺品整理で一番最初にやることは、貴重品の確認です。
通帳・印鑑・証券・保険証書・権利書・現金・貴金属などは、
片付けが進む前に見つけておかないと紛失するリスクがあります。

仏壇の引き出し・押し入れの奥・タンスの底・本の間なども確認してください。
「まさかこんな場所に」と思う場所から出てくることがあります。

貴重品の確認は作業を始める前に

粗大ゴミとして出した荷物の中に通帳や権利書が入っていたという事例があります。
袋に入れたものは中を確認してから閉じるか、一人がチェック担当を担ってから進めてください。

STEP 2 残すもの・処分するものを分ける

全員が納得できるよう、家族で一緒に仕分けを行います。
「残す・処分・保留」の3種類に分けると作業が進めやすいです。

急いで処分しなくてよいものは「保留」に回して後から判断しましょう。
後から「あれを残しておけばよかった」という後悔を防ぐためです。

STEP 3 処分方法を決めて動く

仕分けが終わったら、処分するものの「捨て方」を決めます。

品物の種類 処分方法
家電(冷蔵庫・洗濯機・テレビ等) 家電リサイクル法に従い処分(家電量販店・引越し業者等)
大型家具 粗大ゴミ申請(自治体によって費用が異なる)
衣類・日用品 燃えるゴミ・リサイクルショップへの持ち込み
仏壇・位牌 閉眼供養後に処分(お寺または仏壇業者に依頼)
貴金属・骨董品 買取業者に査定依頼
書類・写真 細断または燃えるゴミ
家電リサイクル法について

冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンの4品目は、燃えるゴミや粗大ゴミに出せません。
家電量販店に引き取りを依頼するか、指定引取場所に持ち込む方法があります。
1点あたり2,000〜5,000円程度の費用が発生します。

STEP 4 最終的な清掃・空き家の手続き

全ての荷物が片付いたら、床・壁・水回りの清掃をします。
売却や賃貸に出す場合は、ハウスクリーニング業者に依頼することも選択肢です。
固定資産税や保険の手続きも忘れずに進めてください。


必要な日数の目安

自分で遺品整理をする場合、どのくらいの日数が必要でしょうか。

間取り 人数(家族) 目安の日数
1K〜1LDK 2〜3人 2〜4日
2LDK〜3LDK 3〜4人 5〜10日
4LDK以上(実家) 4〜5人 2〜4週間

荷物の量・移動距離・家族の人数によって大きく変わります。
実家が遠方にある場合は、週末を使って数か月かかることも珍しくありません。


自分でやる場合の費用の目安

業者に頼む場合の費用の相場は、遺品整理の費用相場・部屋別の目安と費用を抑える方法で確認できます。

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業者に頼まず自分でやれば、費用を大幅に抑えられます。

費用の種類 目安
粗大ゴミ処理費(家具等) 1点500〜2,000円
家電リサイクル費用 1台2,000〜5,000円
ゴミ袋・梱包資材 数千円
レンタカー・軽トラック 1日5,000〜15,000円
廃棄物処理場への持ち込み 100kgあたり数百〜千円程度

業者に頼む場合の費用(1K:3〜8万円〜)と比べると、
自分でやれば数万円以内に収まることが多いです。
ただし、時間・体力・精神的負担は自己負担になります。


自分でやるのが難しいケース

業者に頼む際の口コミの見方や業者選びのコツは、遺品整理業者の口コミ・評判の見方と信頼できる業者の選び方をご覧ください。

「自分でやる」と決めていても、途中で「やっぱり業者に頼みたい」と感じることがあります。
以下のような場合は、部分的に業者を活用することを検討してください。

  • 荷物が多すぎて時間がかかりすぎる
  • 大型家具・家電が多く、運搬が困難
  • 精神的につらくて進められない
  • 孤独死などで特殊清掃が必要
  • 実家が遠方にあり、何度も通えない

「全部自分でやる」か「全部業者に任せる」かの二択ではなく、
「自分でできるものは自分でやり、運搬や大型家具だけ業者に頼む」という
部分依頼という方法もあります。


遺品整理 自分で やり方に関するよくある質問

Q1. 一人でも遺品整理はできますか?

できますが、大型家具の運搬や体力的な作業は難しい場合があります。
一人でやる場合は、運搬や重い荷物の処分だけ業者に頼むといった形での組み合わせが現実的です。

Q2. 貴重品が見つかった場合はどうすればいいですか?

通帳・印鑑・有価証券などは相続の手続きに必要です。
見つけた場合は相続人全員に報告し、相続手続きが完了するまで保管しておいてください。

Q3. 遺品の売却(買取)はどこに頼めばいいですか?

リサイクルショップ・古物商・ブランド品専門買取店・骨董品店など、品物の種類によって最適な買取先が異なります。
複数の業者に査定を依頼すると、より高い金額で売れることがあります。

Q4. 仏壇・位牌は自分で処分できますか?

遺品整理を四十九日前に始めてよいかどうかについては、遺品整理は四十九日前にやってもいい?で詳しく解説しています。

閉眼供養(魂抜き)を済ませた後であれば、物として処分できます。
閉眼供養はお寺の僧侶に依頼する必要があります。詳しくは関連記事をご参照ください。


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まとめ|自分でできる部分を上手に活用する

遺品整理を自分でやる場合のポイントを整理します。

  • まず貴重品の確認から始める
  • 残す・処分・保留の3分類で仕分けを進める
  • 家電リサイクル法の対象品は適切に処分する
  • 仏壇・位牌は閉眼供養を先に依頼する
  • 難しい部分だけ業者に頼む「部分依頼」も選択肢

「全部自分でやらなければ」と無理をせず、気持ちの余裕を持ちながら進めることが、
後悔のない遺品整理につながります。

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